《味噌は上薬に値するものと考える》
幼少期より病弱で、長崎で被爆した医師の実体験を記した一冊。医学的目線で書かれていますが、具体的な例や食物を用いてとても分かりやすい文章となっています。
【本と味噌】の土井善晴氏の著書「一汁一菜でよいという提案」でもこの本の一文が紹介され、秋月先生の影響力がうかがえます。
爆心地から1.8mの病院に勤務していた著者や従業員に原爆症が出なかったのは「わかめの味噌汁」が原因だと確信し、食物による体質改良の研究をされました。専門的な用語を用いながらもとても読みやすいのが特徴です。
『毎日欠かさず味噌汁を食べていると、体質がいつの間にか、病気に負けない体質になっているのである。古くから医学の先哲が養生説に説いている。五穀、味噌類、これら食品は、日本人の血であり肉である。』
■セット内容
信州ソムリエみそ特選、
信州ソムリエみそ玉造り、
ぼたんこしょうみそ、梅漬またはそのほかのお漬けもの、「体質と食物」一冊